映画の舞台にもなった無人駅・小湊鉄道の月崎駅に行ってきた

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星ガ丘ワンダーランドの舞台

今回は、小湊鉄道の無人駅、月崎駅へ行ってきました。
元々、苔むした建物があって割りと有名なのは知っていたのですが、今回「小湊鉄道、22施設が国の登録有形文化財に」という記事を見つけて行こうと思いました。

月崎駅へは自宅の千葉市から車で1時間弱くらいの場所。
道程を調べたら全て舗装路で行けるようだったのでアルトワークスで出発しました。

駅には、特に渋滞もなく、1時間ほどで到着。

ここが小湊鉄道・月崎駅です。
無人駅とあって寂れた感じが良い雰囲気を出していますね。
建物は昭和の初期か大正時代くらいを彷彿とさせます。

そう、ここ月崎駅は、昨年公開された映画「星ガ丘ワンダーランド」で、星ガ丘駅のロケ地として使用された場所です。
この出入り口は何度も映画の中に登場します。

そして、このお隣にあるのが「森ラジオステーション」。
同映画で、中村倫也君が務める星ガ丘駅の落とし物預り所として映画に登場します。
建物は草に覆われており、ジブリの映画にも出てきそうな雰囲気です。

この先の入口が、映画中で利用された落とし物預かり所の窓口になります。
映画を見た方は、見覚えあるのではないでしょうか?

映画「星ガ丘ワンダーランド」

自分は、この月崎駅に行ってから、映画を見ました。
こんな素敵な場所が舞台の映画ってどんな感じなのかなと。
キャストも豪華で、監督はCM業界では超有名な柳沢翔氏。

(※映画のサイトより転載)

気づいた時にはスクリーンでの上映は終わっていたので、アマゾンプライムビデオで探したら見つかりました。
入っててよかったアマゾンプライム(^^)

ストーリー

今は閉園してしまった星ガ丘ワンダーランドと言う遊園地。
その最寄駅がこの星ガ丘駅という設定です。
その駅の落とし物預かり所で働いている中村倫也演じる温人。
のんびりとした日常に、突然母の死が告げられる。
母は、閉園している星ガ丘ワンダーランドの観覧車から飛び降りて自殺したと。
彼の記憶にあるワンダーランドでの楽しい記憶と、その後の辛い記憶が交錯する。
ある日、落とし物を探しに来た佐々木希演じる七海がやってきてからストーリが徐々に進んでいきます。

映画を見て

カメラワークが斬新だなと思いました。
またさすがに監督がCMプロデューサーと言うことで、映像は綺麗です。
田舎の素朴な雰囲気が美しい景色と共にスクリーンに映し出されます。
もちろん、月崎駅やその周辺でのシーンが一番多いと感じました。

ストーリも、自分的にはちょっと切なさが残るいい映画だったな、という印象です。
でも、ネット上の感想を見ると、あんまり評価している人がいなくて残念です。

この映画をエンターテイメントとして捉えたら、確かに無駄な部分は多いですし、ストーリーにも起伏がなく、終わりも淡々としています。
この映画は、何処の誰かも知らない家族の、人生の一部を覗き見する、と言うスタンスで見ると納得行くと思います。

人にはそれぞれドラマがあって、もちろん映画になんかにはならないけど、家族にとっては大事件だったりするわけです。そんな誰も知らない気にしない一つのお話を俯瞰視する映画、だと思います。

自分は月崎駅に先に行ってたので、あ、これあそこだーとか発見したりして、別の意味でも楽しめました。

汽車のある風景

ここ月崎駅で写真を撮ったりして堪能していると、汽車がやってきました。

よく見ると、架線がありません。ディーゼル機関車なのですね。

映画を見た人も、まだ見てない人も、緑に囲まれた無人駅と言う長閑な雰囲気を堪能出来ますので、一度訪れてはいかがでしょうか?

月崎駅インフォメーション

住所は千葉県市原市の月崎と言うそのままの地名になります。
駅舎や森ラジオステーションなどの外観は無料で見ることが出来ます。
駐車場も10台くらい停められる広さがありました。

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